これってすんなり読めましたか〜?
地名などは、地方独自の読み方もあるので難しいですよね!
「信貴山」(しぎさん)は、奈良と大阪の境目にある小さな山で、
「玉蔵院」(ぎょくぞういん)は、あの有名な「信貴山 朝護孫子寺」の敷地内にあります。
「宿坊」(しゅくぼう)とは、神社やお寺の敷地内に泊まれる宿屋なんですよ。
宿屋といっても、ホテルとか旅館とかではなくて、昔はあくまでもお祈りをする人達が神社やお寺の中の宿屋に集まって、布団を敷きながらでも何か念仏を唱えたり、お坊さんや参拝者が一晩中お祈りしたりする場所だったんです。
「宿坊」は、昔からそうやってお祈りする人たちの場所みたいなものだったんですね。
昔ながらの伝統が未だに続いている。
そしてそれがこんな歴史のある場所だったら私たち一般の人がおいそれって行けるところじゃないですよね。
この、神社やお寺の中にある宿屋が「宿坊」って言うんですけど、それが普通のホテルや旅館の1つとして、「楽天トラベル」とか「じゃらん」とかで一般の人が予約を取って普通に泊まれるんですから面白いですよね!
どうせだったら近場にも駅前にも立派なホテルや旅館がたくさんあるんですけれど、そのようなありきたりの施設ではなくて、ぜひこの信貴山行くんだったらば、朝護孫子寺の敷地内にある宿に泊まれる、このめったにない体験をしてみませんか?
このお寺にお参りしたいと思っても、足が不自由な場合には参拝が不便だし心配ですよね。
境内に宿泊できるんだったら前がお寺のお堂だからいいですよね。
足が不自由な方でも安心してゆっくり参拝できますよ。
ホテルの気楽さを備えながら、でも心は清められるのが宿坊なんです。
そしてそれが境内の中にあるから、もう朝でも夜でも、足が悪くても、もう全然、人の目とか車とかに気を付けるとかも考えずにいられる。
そんな珍しいものがあるんだからぜひ今度行ってみませんか?
この記事では、宿坊に興味はあるけれど、実際宿坊ってどんなとこ?ほんとに誰でも泊まれるの?など「信貴山 玉蔵院 宿坊」の特徴についてご紹介します。
また、アクセスや口コミについてもお知らせしますね。
「信貴山 玉蔵院 宿坊」に行かれる方は、是非参考にしてください。
「信貴山 玉蔵院 宿坊」のお部屋の様子
「信貴山 玉蔵院 宿坊」は、誰でも宿泊することができる施設です。
子供も受け入れ可能ですので、夏休みなどまとまとまった休みの際には、良い思い出作りが出来るかもしれませんね。
ご年配の方や足が悪い方でも、宿泊することで好きな時にお参りすることができます。
写経、瞑想などの修行体験もできます。
ということで信貴山へ到着!
到着前に調べてみると宿坊をやっているそうなので本日はこちらの玉蔵院へ泊まります。なんなら1泊2日の僧侶修行体験もやっているようなので、そちらを予約しました。僧にしばかれて精進料理を食べて徳を積んで下山したいと思います。合掌🙏 pic.twitter.com/bqRwWYpmYh— 坊 隼斗 / Hayato Bo (@hayarbus) April 20, 2021
ちょっと小さいですが上の写真の「信貴山 玉蔵院 宿坊」の【お部屋】を見てみてください。
きれいな清潔感のあるお部屋ですね。
信貴山の宿坊は、「2〜7人用の和室」「1〜3人用の和室」があります。
布団もきちんときれいに敷かれていてお掃除も行き届いた様子が伺えますね。
宿坊は、テレビもネット環境もお部屋にはないので、たまには普段の生活とは違う静かな環境で過ごしてみるのも面白いかもしれませんね。ちなみに旅館の入り口近くの談話室にはテレビがあるので、天気予報などニュースなどが気になる方はそちらを使うと良いそうですよ。
部屋の鍵については、内鍵はかけられるけど、外鍵はかけられないとのことです。
外出する時などは、貴重品は金庫へ入れておくといいですね。
洗面所は各部屋の前にあって、トイレは部屋についていないので廊下にある共同のトイレを使用することになっています。
チェックアウトの時には、お札や干支の手ぬぐいお餅やお砂糖などをいただけるそうですよ。
信貴山玉蔵院で宿泊された方のYouTubeです。
部屋の様子がよくわかるので見てみてくださいね。
「信貴山 玉蔵院 宿坊」の【部屋一覧】は、お部屋の様子や食事の写真、料金等も書かれているのでご覧くださいね。
「信貴山 玉蔵院 宿坊」のお食事
美味しそうなお料理ですね〜。
「信貴山 玉蔵院 宿坊」の【お食事】は、お寺で出されるだけあって「精進料理」ですが、精進料理とは、ごま豆腐や生麩旬のお野菜を中心としたお料理のことです。
生臭いものや辛い野菜は使わないため、山野の野菜を魚や肉に見立てて作られています。
京風の薄味で仕上げられた旬の素材が使われています。
精進料理と言えば、質素なイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、信貴山玉蔵院の精進料理はボリュームがあって、とても美味しそうですね。
精進料理が物足りないなぁと言う方には、天ぷらやお刺身などが付いている、会席料理のプランもありますので、ご覧くださいね。
夕飯は泊まる部屋とは別部屋で、同じ階の宿泊客と一緒にいただきます。
テレビもスマホも使えない環境なので、宿坊に泊まったご縁で他の宿泊客とお話しながらいただくのも旅のいい思い出になりますね。
20.生駒市 信貴山玉蔵院宿坊
聖徳太子さまがこの山で初めて毘沙門様を拝み利益をいただかれたのが寅の年、寅の日、寅の刻であった、とのことで随所に寅の像や置物が置かれている。暮れゆく信貴山を薄く照らす灯籠や精進料理、御祈祷を受けて心を整えた一夜でした。 pic.twitter.com/0dE3w28KLt— 柏木 (@kashi_wagi_) December 30, 2022
「信貴山 玉蔵院 宿坊」の地図・アクセス
「信貴山 玉蔵院 宿坊」の【地図・アクセス】は、車、もしくはタクシーで行くのがオススメです。
なぜなら、バスの本数がとっても少なく約1時間に1本だからです。
【JR・近鉄 王寺駅から車で行く場合】
【電車とタクシーで行く場合】
JR・近鉄「王寺」で、北口から
タクシー→(約10〜15分)→「信貴山 朝護孫子寺」に到着します。
料金は約1850円です。
【電車とバスで行く場合】
・「信貴山門」行き→(約8分)「信貴大橋」下車 徒歩約5分(310円)
・「信貴山」行き→(約11分)「信貴山」下車 徒歩約12分(260円)
【足にご不安のある方は】
信貴山玉蔵院に問い合わせてみましたところ、足にご不安のある方には、信貴山玉蔵院の宿坊の方が、車でお寺の駐車場まで迎えに来て頂けるそうです。
駐車場から徒歩で行くには、びっくりするような、ものすごい坂を登らないといけないので、慣れた宿坊の方が車で迎えに来てくださるそうです。
ただし、繁忙期は無理な場合があるそうなので、事前にお問い合わせくださいとの事でした。
とても丁寧に問い合わせに対応してくださったので、実際に宿泊された場合もきっと安心だろうなあと思いました。
0745-72-2881
「信貴山 玉蔵院 宿坊」のまとめ
この「信貴山 玉蔵院 宿坊」は、信貴山 朝護孫子寺の敷地内あり、手入れの行き届いたきれいな宿泊施設です。
誰でも泊まることができますので、一度宿泊してみてはいかがでしょうか。
足にご不安のある方でも、繁忙期を避けて事前連絡をすれば「信貴山 玉蔵院 宿坊」の方が「信貴山 玉蔵院 」の駐車場まで迎えに来てくださるそうですので安心ですね。
お寺の中にある宿坊で、たくさんの情報やSNSなどから切り離された静かな空間で、いつでもお参りできる経験をぜひしてみてくださいね。
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